摂理に適う生き方を志して

父の他界 ②

その時の私は、ほっとしたというのが、正直な気持ちです。

悲しみは全く感じませんでした。

病室のベッドに横たわる父に、

祝福の言葉と、ねぎらいの言葉をかけました。

そして、残った家族が悲しみに暮れてしまわぬように、

「お父さんは大丈夫!見えなくなるだけ!」

と明るく伝えました。

 

 

真理を知らなければこれだけ落ち着てはいられなかったことと思います。

霊界の存在、地上の同志の存在が常に私の心を奮い立たせてくれました。

 

 

そもそも私が帰省した目的は、

大阪で開催する「てんかん講座」を受けに行くことと

従妹の姉のお見舞いに行くことでした。


娘と同じ歳の姪っ子が、てんかんを発症し

入院したとの連絡を受け、

てんかんという病気のことを

少しでも知りたいと思ったからです。

講座の開催日が娘の夏休みにあたり、

その日に合わせて、帰省することにしたのです。

 

子ども好きの父は、

娘の良い遊び相手になってくれるので、

娘もおじいちゃんと遊ぶことを

毎回楽しみにしていました。

私がてんかん講座を受けに行った二日間は、

娘とトランプをして遊んでくれていたのです。

 

その後、娘が言った言葉が魂に響きました。

「じいちゃん、最後にいっぱい遊べて良かったね!」

同じ言葉を三度も繰り返し言ったのです。

もちろん娘は父の死期が近づいていることなど知る由もありませんが・・・

 

父の体調が急変したのは、帰省した目的をすべて終えた後のことでした。

 

病院に搬送されて、

入院に必要なカルテを作成するために、

看護師さんに当日の状況や、

それ以前の様子を伝えたのですが、

父の容態から介護なしで自分の身のまわりのことを

自力でしていたことにとても驚かれていました。

 

父は私と孫に心配かけないように、

相当我慢していたことを思い

父と父の守護霊に対する感謝の思いで

いっぱいになりました。

 

 

姪っ子がてんかんを発症していなければ、

帰省していなかったことと思います。

この時ばかりは私の主人も

夏休みを前倒しで取得していて、

父が入院する前に一緒に過ごす時間を

少しですが持つことが出来ました。

 

お通夜には退院した姪っ子がきてくれました。

まだ完治はしていませんが、安定していたので。

数日前にお見舞いにいったばかりの従妹の姉も

病院から外出許可を取って駆けつけてくれました。

 

励ましに帰省したつもりが、

逆に励ましてもらうことに(笑)

 

お通夜とお葬式には苦戦しました。

悲しくないので泣けないのです。

遺影を見るとつい笑顔になってしまいます。

目の前に苦しむ父はいないので、

悲しいふりさえできませんでした。

参列してくださった方々が、

真理に近づけるようにとの思いが募るばかりでした。



これからは父も一緒に読書会に参加して

共に真理の学びを深めていきたいと思っています。

 

父の他界を通して学んだことも多く、

真理の素晴らしさをじっくりと感じるときを過ごすことができました。


父の他界 ①

昨年の夏に父が他界しました。

そのときのことを綴りたいと思います。

 

娘の夏休みを利用して帰省していた時の出来事でした。

 

父は亡くなる一年ほど前から食欲が低下し、

徐々に体力も衰えていました。

半年ぶりに会った父はずいぶん痩せていました。

それでも自分の身のまわりのことは自分でしており、

週に一度の通院も母の手を借りずなんとか通うことができていました。

 

帰省から数日が経った夜のこと、

母と私と娘は眠りについていました。

11時半ぐらいだったと思います。

「父の様子がおかしい、すぐに来てくれ」

と兄に起こされ、私と母は飛び起きてリビングに向かいました。


私達よりも先に自分の部屋に戻って寝ていたはずの父が

息もたえだえに座椅子に座っていました。

私は父の手を握り「救急車を呼ぶね、大丈夫だからね」

言葉をかけ、すぐに救急車を要請しました。

 

救急車を待つ間、自分の気持ちを整え、

「父にとって、最善の道に導いていただけますように」

お祈りしました。

 

救急車が到着し、酸素マスクを付けてもらうと、

ほんの少し呼吸が楽になったようで、

こちらの問いかけに反応してくれました。

寝ている娘のことを兄にお願いし、私と母が救急車に同乗しました。

 

医師の診察を受けた後、はじめて誤嚥性肺炎であることを知りました。

通院していた病院では誤嚥性肺炎の診断は受けていませんでした。

医師からは今後、延命措置(胃ろう)を

導入するかどうか意識があるうちに

本人の意思を確認するよう求められました。

 

もうすでにそんな状態なんだと、

他に考える余裕はなく、

「神に全てを委ねます」

と気持ちを切り替え父のベッドに向かいました。

 

医師が先に、症状と治療について父に説明してくれました。

母は「できる限りのことをしてほしい」と医師に頼みました。

私は母を遮るように

「今すぐどうにかなるということではなく、

お父さんの希望を聞いておきたい」と父に尋ねました。

父は胃ろうなどの措置はしないとのことでした。

私は母に「お父さんの意思を尊重しようね」と言うと、

母も受け入れざるを得ないといった感じでうなずいていました。

 

その後、入院の準備をするので控室で待つように言われ

少し母と二人きりになりました。

 

ショックを受けている母に対し私は、

「もしお父さんに死が訪れたとしても、

それで終わりじゃないからね。

むしろ、肉体があることの苦しみから解放されて、

今よりずっと幸せな生活が待っているから、

心配しないで気をしっかり持ってね」と伝えました。

母は少し気を取り直したようにうなずいていました。

 

私は、両親が元気なうちにとの思いから

機会がある度に死後の世界があることを

話していました。

(まだ真理を受け入れる時期にはいたっていません)

 

入院中は、家族皆で交代しながら付き添い

一人一人が父と向き合う時間をいただいたように思います。

 

娘も自分ができることを考え、

絵や励ましの言葉を書いて家族を和ませる力になってくれました。

 

苦しそうにしている父を前に

辛く感じる時間もありました。

自分自身の霊主と肉主の波をリアルに感じながら、

心の中で真理を語り、父に対する感謝の思いを伝え、

霊界へ旅経つ準備がスムーズに進むように祈りました。

 

 

入院から四日後、父はこの世を卒業しました。


読書会

2020年3月、東京スピリチュアリズムサークル・東京読書会へ参加しました。

 

『救済の観点から見たスピリチュアリズムの全体像』の後半を学びました。

 

“霊界が地上に霊的真理を伝えるまでのプロセス”を学び、イエスを中心とする霊界の大霊団が周到な準備を整え、未熟な地上人の霊性レベルに合わせて段階的に進められてきたことを理解することができました。(※※

 

霊界の献身的な愛の力と、その時代の先駆者たちのおかげで、「シルバーバーチの霊訓」という最高の霊的真理を手にしていることに、以前にも増して責任を感じます。

霊的覚醒するに至った者がなすべきことは、実践する以外に道はありません。

 

“霊的真理から救いに至る自力救済のプロセス”の学びでは、「霊的真理は、知的に理解するだけでなく、実践をすることで体得することができるようになります。」という言葉に心から納得しました。

自分の未熟さと日々闘いながら、スピリチュアリストとしての正しい生き方を示せるように実践に励みたいと思います。

 

 

~シルバーバーチの言葉~

「スピリチュアリズムの真理は、大霊が意図された霊的存在としての本当の生き方を体得する道への指標です。本来人間は、内在する気高い能力を発揮し、自分より恵まれていない人たちのために役立つことをし、和平をもたらすための基盤をこしらえる手段を教え、神性を宿した霊的存在として恥辱ともいうべき環境のもとで暮らしている人々に、本来の生き方を教えてあげることができるのです。

私たちが働きかけているのは、そうした目的の成就のための道具となって、いつでもどこでも人に役立つことのできる人々です。」

『シルバーバーチの新たなる啓示』(ハート出版)p.147148

 

 

※※スピリチュアリズム普及会HP インフォメーション『シルバーバーチの霊訓』を中心とするスピリチュアリズムの確立を!

  (2)イエスの決意と、スピリチュアリズム運動の組織活動

 


読書会の学習のポイントについては東京スピリチュアリズムサークルのHPをご覧ください。

なお、引用にあたっては、スピリチュアリズム普及会の許可を得ています。


読書会

2020年2月、東京スピリチュアリズムサークル・東京読書会へ参加しました。

 

学習内容は『救済の観点から見たスピリチュアリズムの全体像』です。

東京スピリチュアリズムサークル』のHPを辿っていくと、これまでも『スピリチュアリズムの全体像』を繰り返し学んできたことがわかります。

そこからも重要な内容であることが伝わってきます。

 

再び『スピリチュアリズムの全体像』を学ぶ機会を得られ、「待ってました!」と言わんばかりの思いです!

これからまた数ヶ月に渡って学習できることに感謝し、アウトプットを意識してしっかり身につけていきたいと思います。

 

 

参加者の中には、すでに読書会を開催している方もいますが、読書会を開催する際の、一つのパターンの見本として、ポイントをまとめて丁寧に解説してくださいました。

まるで霊的世界に引き込まれて、計画の流れを一つ一つ確認しながら、進捗状況や今後の展開を聴いているような気持ちになりました。さらには『霊的同胞世界』という未来像まで見せていただいたような感動的な時間でした。

 

私達が、この先も霊界に全幅の信頼をおいて歩んでいけるように、苦労して働きかけてくださっていることに、なんとしても応えたいとの意欲が高まります。

 

『霊的同胞世界』という究極の目的に向かって、スピリチュアリズムを真っ先に知った者の役割を果たしていけるよう、実践に取り組んでいきたいと思います。

 

 

 

~シルバーバーチの言葉~

「あなた方が自分に潜在している神性と霊力を自覚し、摂理にのっとってサービス(奉仕・利他愛)を実践するように働きかけているのです。そして大霊の計画を推進するための手助けをしていただきたいと思っているのです。」

『シルバーバーチの教え・上』(スピリチュアリズム普及会)p.64

 

 

札幌シルバーバーチの会 ・ 鎌倉シルバーバーチ読書会 ・ 千葉シルバーバーチ読書会

 

 

読書会の学習のポイントについては東京スピリチュアリズムサークルのHPをご覧ください。

なお、引用にあたっては、スピリチュアリズム普及会の許可を得ています。


自分の心をチェックする

新しい年を迎え、気持ち新たにブログを綴ってまいります。今年も宜しくお願いいたします。

 

昨年の11月と12月の読書会で学んだ内容から、“自分自身の霊的新生”をなすということを目標に、まずは基本に立ち返ろうと、「続スピリチュアリズム入門、第二部、霊的真理の実践」(スピリチュアリズム普及会発行)をじっくりと読むことからスタートしました。

 

ここに書かれている実践内容を、今の自分と照らし合わせて、心の状態を確かめることは、とても大切なことだと思いました。

霊優位の人生を送れるように、具体的な方法が示されているので、一つ一つ細かな点までチェックすることができました。

 

真実を前にすると、ごまかしは一切通用しないことを痛感します。

 

読めば反省すること間違いなしですが、それだけでは終わらないのが“真理”の素晴らしさです。

自然とポジティブな思いが湧き上がってきます。

 

またここから仕切り直します。

 

2020年も、霊的成長を目指し頑張っていきたいと思います。